こんにちは、あこちゃわ(@bsrm_ohka)です。
「ファッションって、結局センスがある人がおしゃれなんでしょ?」
「今からセンスを磨くのなんて無理!」
大丈夫です。大丈夫です。
信じなさい…。信じなさい…。
出典:ゼルダの伝説シリーズ/お面屋
私もセンスがクソクソダサダサ丸な喪女喪女パーティなときがありました。
スカートは女の履物だから履かないと思ってジャージ履いてたり、ファッション誌はもっぱら、ドラクエの攻略本(防具のページ)だったりね。
リンクの恰好に憧れて、父親の緑のTシャツを着て妹とはしゃいだりね。(黒歴史新情報)
あこちゃわ
あこちゃわ
もくじ|この記事に書いてあること
センスがある・ないではなく、センスとは、知識量である
逆に、センスって生まれながらに持ってる人いるんですかね?
センス、ワイはあるでぇ!!センス!!工藤ーっ!!って人ー!!
…

GuentherDillingen / Pixabay
(サアァ…)
風の音が響き渡る。
私の周りには誰も、なにもいなかったかのように。真実は、いつも一つ。(言いたいだけ)
「いや、わたしセンスあるわよ」って方はごめんなさい。(小声)
しかし、例えるなら。
広いドームの中で観衆が静まり返る中の、一人のプロ野球選手のバットの素振りが聞こえないかのごとく。
多くの野球好きのファンの中で、野球が好きという共通項はあれど、そのなかでプロになり、成果を出し続ける選手がほんの何十人もいないかのように。
この世の中にはセンスがないと思っている人が多すぎるあまり、センスがあると自覚されてる方を私は知りません。そんな方の意見も聞いてみたいものです。
そもそも、センスって。
「なんとなく生まれながらに、いい感じの才能がある人」ぐらいにしか思っていなかったんですが、どうでしょう。
「センスがない私は、きっとセンスが良い人には追い付けない」
なぜだか、よくもわからない根拠で物事をあきらめたことがありました。
逆に、ものすごく努力してなしえた結果を「センスがいいから、できるんだ」と言われて、モヤっとした経験もあります。
あこちゃわ
錯乱っ…!圧倒的錯乱っ…!
そこで、「野球とはなんたるか」の問いに対しては100人に100通りの答えがあるように、わたしはファッションのついての「センス」に、ひとつの答えを見つけました。
こんな本を発見しました。
「くまモン」アートディレクションなどで話題の、
日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。センスは生まれついたものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。
顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、
仕事を成功させるノウハウを紹介する。
センスとは、決して生まれ持ったスキルではなく、積み重ねていく経験値であると、書いています。
王道を知る・流行りを知る・共通項を探すことで、誰でも磨けるもの。
センスは、生まれながらに持ってるものなんだそう!
なにかモヤモヤしてた自分の中の疑問が解けていく感覚がありました。
センスがないのは、経験値が足りないから。誰でも磨ける。
つまり、いままでのあこちゃわのファッションセンスはない、わけではなくて、レベル1だったわけ。
よかった…ロック・リーみたいに忍術が使えない的なものではなかった…がんばればチャクラ練れるんや(練れない)
ロック・リーとは:漫画NARUTOのキャラクター。
忍者アカデミー時代から「熱血落ちこぼれ」とされ幻術や忍術はいくら修行しても身につかないほど才能がなかったが、ガイと出会ってからは「たとえ忍術や幻術は使えなくても立派な忍者になれることを証明すること」を忍道に並外れた体術のみを極端なまでに極めた。
出典:NARUTOんち
リーかっこE。
センスを磨く方法。本物の宝石と、プラスチックの宝石

MasterTux / Pixabay
さて、経験値が足りない人はモノの良し悪しが判断付かない。なるほど。
小さい女の子って、大人と一緒でキラキラしたきれいなものが好きですよね。
あこちゃわもきれいなものを集めて、大切にしまってました。
- きれいな石
- プラスチックの宝石
- ビー玉
- かわいい消しゴム
ものすごく大事にしていたんですが、さすがに今はプラスチックの宝石を集めようとは思いません。
(当時持っていたやつは思い出があるので捨てられません。実家にあります)
本物の宝石とプラスチックの宝石の違いが小さい子供にはわからないように、価値というものを知る経験の積み重ねが、センスというものになって表れるんですね。
- 本物に触れる機会を得る
- 触れる機会を増やす
- 価値の違いを常に考える
この繰り返しが「磨く」ということ。
喪女もまた、然り。
絶対一度はやってるか、あるいは今継続中かと思うんですが、自分で服を買い始めたころ、
ビニールみたいな合皮感バリバリの、変なフリルやらレースがついたギャザーがついたカバンやら靴を身に着けていませんでしたか。
あこちゃわは経験がありマッシブーン。
中学生くらいならかわいいな、くらいで済むものの、いい年した女が持ってたら
「ああ、安っぽいな」
と思うものです。それこそ、プラスチックの宝石を大事にする大人さながら。
せめて、安くていいからもうちょっと大人っぽいもの持とう?
「センスがいい」の対義語は、「野暮」
逆に、高価なものが良いというわけでもなく、全身ブランドで固めてる人のセンスがいいとは言えませんよね?
なんだかいやらしい、嫌味、成金。
実際に知り合いにはいないのですが、イメージは良くない。
一言で言うなら、やりすぎ。野暮ってものです。
経験を積んで、価値を理解した後のほどよい、心地いいバランスを見つけることがファッションで言う所の「センス」なんですね。
「私は童顔だから、かわいい恰好でも許される」(すっぴんブリブリ)
「私は女を捨ててるから、かわいい恰好ができない。」(ひっつめメガネ)
そう思って考えることをやめることは可能ですが、その時の年齢に合った経験値を得てみるのはどうでしょうか。
垢抜けたファッションをしたい人を、このブログは応援します。
まとめ
- センスとは、知識量
- 誰もがセンスは持っていて、磨くことで研ぎ澄まされる
- 経験を積むことで違いが分かるようになる。レベルが上がる
- ファッションにおいて、センスの対義語は野暮
「センスがいい」がどのぐらいの経験値・レベルがあれば言われる事なのかはまだ、私にも予測はつきません。
わかる人がいたら、それは神様ぐらいなんじゃないでしょうかね。
でも
「センスがないから私は○○ができない」
と考えるのは早計ではないかと、私は一種の答えを見つけました。
あこちゃわ